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石坂泰三の名言

石坂 泰三(いしざか たいぞう、1886年(明治19年)6月3日 - 1975年(昭和50年)3月6日)は、日本の財界人、経営者。逓信省を退官、第一生命保険に入社。第一生命保険、東京芝浦電気(現・東芝)社長を経て、第2代経済団体連合会(経団連)会長(在任、1956年(昭和31年)2月21日~1968年(昭和43年)5月24日)。経団連会長を4期、12年務めた。経団連会長の異名 「財界総理」は石坂泰三を嚆矢とする。正三位勲一等。
人生はマラソンなんだから、百メートルで一等をもらったってしょうがない。

伸びるためには、まず縮まることが必要だ。
誠実に、そして厳しく自分を管理することが出来ていれば、あなたの部下の管理の必要性はない
自分は決して英雄だとは思わない。もし英雄だとすれば、君たちが英雄にしてくれたんだ。
間が大切なんだよ。三味線でも間が大切というだろう?間が悪いと三味線もあほになる。
経営者のあり方などよく質問を受けるが、私に言わせれば経営に秘訣なしだ。
有効、有意義な借金、必ず返せる借金、分相応な借金はけっして一概に排すべきでもない。
経営は学問ではない。
これから幹部になろうという者は、相手の言葉だけでなく、文化、歴史、政治、経済といったものをよく勉強しなくちゃいかん。もちろん、その前に自分の国のこともよく知っていなくては。
私は人生万事、小成に安んじろというのではない。小さな地位でも、一日一日を充実感を覚えながら働いておれば、必ず道は開けてくる。
わがままこそ老人の本領だ。老人が老人として他から期待されるところは、善意の、誠心誠意の、私利私欲を離れての、かつ深謀遠慮としてのわがままである。
人にものを教えるということは、自分でも非常に勉強になるもので、学問のためにも、またその後のものの考え方の上にも大いに役立ったと思う。
経済の基本はまず豊かになること。日本経済のポテンシャリティを信じ、拡大に全力を注ぐと同時に、経済秩序、道義、企業モラルの確立を図る。
私だって、世捨て人や禅坊主ではない。だから金も欲しい。ぜいたくもしたい。しかし、いくら欲しくても得られない場合は、現状に満足して、働くしか道はない。不平を言ってもそれは得られるものじゃない。
まあ君、ぼくは妻に先立たれたから淋しくてネ。慰問に来てくれたようなものだ。ゆっくりして行ってくれ、ぼくの妻知っているかネ。よい妻だったよ。君、奥さんを大事にしなさいよ。妻はいいもんだよ。写真を見ていってくれるかね。いい女房だったよ。
睡眠は長い時間を必要としない。ぐっすり眠ればそれでよい。
満足しているものが一番の金持ちだ。
不平不満をぶちまけるだけでは、道は真っ暗だ。一時の苦を忘れ、明日を夢見ながら、コツコツ働くしかない。
人生のコースには人それぞれのペースというものがある。自分のペースに合わせて、息切れず、疲れすぎをせず、ゆうゆうと歩を進めて、とにかくその行き着くところまで、立派に行き着けばよろしいのだ。
経済道義の高揚、いまの日本の財界にいちばん欠けているのはこれだと思う。
経営は“常識”だよ

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