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吉田松陰の名言

吉田 松陰(よしだ しょういん、文政13年8月4日〈1830年9月20日〉- 安政6年10月27日〈1859年11月21日〉)は、江戸時代後期の日本の武士(長州藩士)、思想家、教育者。山鹿流兵学師範。明治維新の精神的指導者・理論者。「松下村塾」で明治維新で活躍した志士に大きな影響を与えた。
志定まれば、気さかんなり。

一日一字を記さば一年にして三百六十字を得、一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う。
教えるの語源は「愛しむ」。誰にも得手不手がある、絶対に人を見捨てるようなことをしてはいけない。
だいたいにおいて世間の毀誉(悪口と称賛)というものは、あてにならぬものである。
学問の上で大いに忌むべきは、したり止めたりである。したり止めたりであれば、ついに成就することはない。
奪うことができないものは志である。滅びないのはその働きである。
利をうとんずるといふ事は、必ずしも富を厭ひ貧を欲するといふ事ではない。貧富によりて少しも心をみださないといふことである。
大器をつくるには、いそぐべからずこと。
夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。
人間はみななにほどかの純金を持ってている。聖人の純金もわれわれの純金も変わりはない。
君子は何事に臨んでも、それが道理に合っているか否かと考えて、その上で行動する。小人は何事に臨んでも、それが利益になるか否かと考えて、その上で行動する。
過ちがないことではなく、過ちを改めることを重んじよ。
人を観察するのは、目によってする。胸の中が正しいか、正しくないかは、瞳が明るいか、暗いかによって分かる。
思想を維持する精神は、狂気でなければならない。
死して不朽の見込みあらばいつでも死すべし、生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。
人間がつき持っているところの良心の命令、道理上かくせねばならぬという当為当然の道、それはすべて実行するのである。
大事なことを任された者は、才能を頼みとするようでは駄目である。知識を頼みとするようでも駄目である。必ず志を立てて、やる気を出し努力することによって上手くいくのである。
自分の価値観で人を責めない。一つの失敗で全て否定しない。長所を見て短所を見ない。心を見て結果を見ない。そうすれば人は必ず集まってくる。
私心さえ除き去るなら、進むもよし退くもよし、出るもよし出ざるもよし。
学問とは、人間はいかに生きていくべきかを学ぶものだ。
どんな人間でも一つや二つは素晴らしい能力を持っているのである。その素晴らしいところを大切に育てていけば、一人前の人間になる。これこそが人を大切にするうえで最も大事なことだ。
今の世の中、優れた人物がいないと人は言うが、上の者が優れている人物を好むということさえすれば、人物がいないことを心配する必要はない。
至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり。

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