北条政子の名言

その御恩は、海よりも深く山よりも高いのです。

故右大将軍朝敵を征罰し、関東を草創してより以降、官位と云ひ俸禄と云ひ、其の恩既に山岳よりも高く、溟渤よりも深し。報謝の志これ浅からんや。
私のあの時の悩みは今の静御前の心と同じなのです。義経の多年の愛を忘れて、恋慕しなければ貞女ではありません。
景盛を討つと言うならば、まず私を矢で射なさい
今、皆が京方について鎌倉を攻めることは、大将殿(頼朝)と右大臣殿(実朝)の御墓所を馬の蹄に蹴らせるようなもの。御恩を受けた者がすることではありません。
しづやしづしずのをたまきをくり返し 昔を今になすよしもがな
皆心を一にして奉るべし。これ最期の詞なり。
吉野山峰の白雪踏み分けて入りにし人のあとぞ恋しき
尼ほど深い悲しみを持った者はこの世にいません
大姫と頼朝が死んで自分も最期だと思ったが、自分まで死んでしまっては年端も行かぬ頼家が二人の親を失ってしまう。子供たちを見捨てることはできなかった
武家の跡取が鹿を獲ったぐらい騒ぐことではない
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