訪問

お宅におじゃまするときには、出来れば手ぶらで伺わずに手土産を持参して伺いたいものです。
自分のために大切な時間を割いてくださり、自宅にまで招いてくれたのですから、
できれば感謝の気持ちを伝えたいところです。
親しい間柄であれば気にする必要はないかもしれませんが、
訪問先の地元で買うのは、形式で贈ったという印象をどうしても与えてしまいます。
せっかくですから手間暇かけて贈ったもののほうが相手の方にもきっと喜んでもらえます。
金額的には高すぎても、安すぎない程度にして2000円程度のまでの物を目安にしてみるといいかと思います。

お客様のところや取引先を訪ねる際には、時間に遅れないようにしたいところです。
前日か遅くても当日の朝には調べておくことを忘れないようにしましょう。
最寄り駅に到着してから探し回っているようでは約束の時間に遅れてしまいます。
また、交通ルートも必ず使えるとは限りません。
いくつかのルートを考えておく必要があります。
遅刻はいけません。
相手の悪印象を与えてしまい、一度信用を失ってしまうと取り返すのは簡単ではありません。
万が一、交通状況などにより遅れてしまう場合には、必ず連絡をします。
連絡も約束の時間が過ぎてからではなく早めに連絡をして、
なぜ遅れるのか理由を正直に伝える必要があります。

ビジネスの関係ではアポイントを取って訪問するのが礼儀です。
基本的には電話やメールでアポイントを入れてから訪問するようにします。
ですが、アポイントが必要ない場合もあります。
それは、相手が不在でも問題のない用件の場合です。
年末年始の挨拶、届け物などがあります。
こういった用件でスケジュールを空けておくのは、
相手の方からすると面倒に感じるかもしれません。
ですが、あまり面識のない場合には突然の訪問には変わりありません。
用件を短く、名刺を渡しておくことも忘れないようしましょう。

お客様の家などを訪ねたり、知り合いの方の家に行ったとき、
一番最初に迷ってしまうのが、玄関で履物を脱ぐときという人もいらっしゃるかと思います。
玄関では、前を向いたまま履物を脱ぐか、うしろを向いて履物を脱いであがったほうがいいのか迷うところです。
どちらかというと、前を向いたままあがるほうがいいかと思います。
後ろを向いたままあがると背を向けてしまうことになるからです。
前を向いたまま履物を脱いであがったら、背を向けないように注意して、身体の向きを変えます。
そして、脱いだ履物のつま先を外に向けて、迎えてくれた方から遠い玄関先の恥に寄せるようにします。

客室が和室であったり、和風のお店では座布団に座ることも多くあります。
座布団に座る際に気をつけたいことは、まずは座布団を踏まないようにするということです。
座布団の上を歩いたり、踏んだままで挨拶をしたり、足を使って座布団を移動させたりと、
無頓着な扱いをしてしまう人も多くいらっしゃいます。
お店などで狭い場合には仕方がない場合もありますが、踏むということは粗末に扱っていることと同じ事になります。
まずは、座布団の後ろか横に座り、両手を座布団の上につき、身体を支えるようにしてから膝からにじり上がっていきます。
席を外すときも同じようにして、にじりおります。

親しい友人なら別なのですが、訪問先ではあまり長居は避けたいところです。
用件が済んだら早く帰るようにしたいところではありますが、
あまりすぐに帰るというのもよくありません。
その場での雰囲気を見計らって帰るようにしたいところです。
楽しい時間を過ごしたり、もてなして頂いているときには、おいとまはなかなか言い出しにくいところです。
スムーズに、自然においとまできるのが理想ですよね。
一番スムーズにおいとまできるのは、お茶の入れ替え時です。
お茶のおかわりを勧められたときに、「いえ、結構です。そろそろ失礼しますので。」という流れなら言いやすく、スムーズに進みます。
その他にも、会話の途絶えたときや、電話がかかってきたときなどがあります。
また話が盛り上がっていたり、雰囲気的に言い出しにくいときもあるかもしれません。
訪問した段階で帰る時間を告げておくのも、おいとましやすくなります。

 

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